WEPACK ASEAN2024まとめ

皆さま、こんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

先日のWEPACK ASEAN 2024のプライベートツアーにご参加いただき、誠にありがとうございました。

本展示会は11月14日から16日の3日間にわたり開催され、120社以上の包装関連企業が出展し、延べ3,000名以上の来場者を迎えました。また、複数の国際フォーラムが同時開催され、業界の新たなトレンドに焦点を当てたテーマが議論されました。その中でも、「中国包装業界の栄光と未来」「東南アジア包装業界の機会と課題」「東南アジア市場におけるパッケージデザインのトレンド」「包装業界におけるデジタルトランスフォーメーション」など、革新性の高い内容が多く取り上げられました。

私が特に注目したのは、多くの中国製デジタル印刷機メーカーが出展していた点です。これらの機械の多くに日本製プリントヘッドが採用されており、中堅からエントリーレベルの顧客向けに開発された、コストパフォーマンスに優れた製品が多数見受けられました。また、日系のパッケージ製造企業と商談中の機械もあり、今後の発展が期待されます。

今回の展示会は主にマレーシアを中心としたASEAN市場向けでしたが、出展企業からは「日本市場にも十分対応可能」との評価を得ており、水性デジタル印刷機、UVデジタル印刷機、カートンボックスフォルダーグルアー、ダイカット機など、パッケージ製造におけるトータルコーディネートが可能な点に驚かされました。

さらに、中国製機械のアフターサービスも過去10年で格段に向上し、品質面でも大きな進化を遂げています。これから機械の選定や情報収集を進める方にとって、中国製機械は十分検討に値する選択肢ではないでしょうか。

機械情報や市場動向についてご興味がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。