マレーシアで気づいた世界の広さ

皆さま、こんにちは。MH Packaging Incの吉岡です。

弊社はマレーシアに拠点を置いておりますが、これまであまりマレーシアについてお話しする機会がありませんでした。そこで今回は、マレーシアでの日常や最近の出来事について、ざっくばらんにお話ししたいと思います。

マレーシアに関する書籍はいくつか出版されていますが、それらにはあまり触れられていない話題を中心に、私自身の経験を振り返りながらお届けします。

先日、弊社オフィスの入っているビル内にスカッシュコートがあることを知り、スカッシュをしようと出かけました。その道中、スーダン出身の少女2人が声をかけてきました。「一緒にやらせて」と。

3人でラリーを楽しみながら話をしていたところ、彼女たちから「どこの国の人?」と聞かれました。「日本だよ」と答えたのですが、彼女たちは驚いたことに「どこ?知らない国」と返してきたのです。

日本を知らない人がいるという発想がなかった私は、発音が悪かったのかと思い、念のため「Japanだよ」と繰り返しましたが、やはり「知らない」という反応。

衝撃を受けました。

少しムキになりながら、「あの辺りでたくさん走っているトヨタやホンダの車を作った国だよ」と説明しても、伝わりません。それでも会話を続けていくうちに、彼女たちは難民としてマレーシアに来たことが分かりました。

調べてみると、弊社オフィスの周辺にはアフリカ系やアラブ系の方々が多く住んでおり、中でもスーダンやシリアからの難民が多い地域であることを知りました。

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