MH Packaging Inc.
インストラクション業務
お客様の現場での課題解決をサポート致します。
各種中古機の輸出
日本で使用されていた中古機は世界的に見ても質が良くまだまだ使用可能な機械が多いです。世界の中古機マーケットとマッチングサポート致します。
メーカー様の営業支援業務
現場でのお客様のニーズを吸い上げ、メーカー様とお繋ぎ致します。
当社について

収益力強化のための 究極のソリューション 最高のサービス 細やかなホスピタリティー

日本とマレーシアに拠点を構え、日本のお客様には日本から、海外のお客様にはマレーシアからサポート致します。

  • お客様の視点でご提案
  • 課題の洗い出しと的確な解決策
  • 時間と費用を効率的に節約
  • 独自の発想とこれまでの経験・実績をアウトプットします
選ばれる理由

当社の特長をさらに詳しく

こちらでは過去の導入実績を詳しくご覧いただけます。

医薬品パッケージ・ラベル
非常に厳しい規制や高いレベルでの品質管理が求められます。
紙器パッケージ
多様な製品と用途に対応するための柔軟性や技術力が求められるとともに環境への配慮も重要な要素となっています。
商業印刷
多様な市場ニーズに応えるための技術力や柔軟性が求められます。
その他
パッケージ製造業界全般で技術革新や環境配慮、市場のニーズに対応しながら、常に品質向上と効率化を目指して進化続けます。
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こちらでは、弊社からのお知らせやイベント情報、簡単な技術情報などを掲載しています。

ご紹介したい企業様④: GuangZhou King Tau Machinery & Electronics Equipment co., Ltd.(広州金陶機械電子設備有限公司)

皆さま、こんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

本日は、ご紹介したい企業様シリーズの第4弾として、広州金陶機械電子設備有限公司(Guangzhou KingTau Machinery & Electronics Equipment Co., Ltd.)をご紹介いたします。

KingTau様は、中国広州市増城区新塘に拠点を構え、工業用デジタル印刷機器の研究開発、生産、販売を専門とするメーカーです。2012年に設立され、資本金は1500万元(約3億円)です。最先端の生産設備と試験機器を有し、年間売上高は数億元に達しています。工場面積は2万平方メートル、従業員数は180名以上で、研究開発に携わる技術者が30名在籍。そのうち20%が学士号を、3名が修士号を保持しています。

同社は多角的な発展を遂げており、研究開発チームを中核に、セラミックス、ガラス、プレート、包装、広告といった各専門部門を設置しています。また、最先端の研究開発機器や生産設備を導入し、技術開発能力を活かして国家実用新案特許59件、商標権41件、ソフトウェア著作権7件、発明特許5件、意匠登録9件、海外発明特許1件を取得しています。2020年には、高い製品品質と知的財産管理が評価され、広州市内の高品質企業として表彰されました。

日本国内においても、セラミックやガラス、木材床材、金属板への印刷分野で同社製デジタル印刷機が導入されています。パッケージング業界では、大手パッケージ製造会社様が水性デジタル印刷機の導入を検討中とのことです。KingTau社の「Tモデル」は、UVデジタル印刷により薄紙から厚紙まで幅広く対応可能で、お客様のニーズに応じたカスタマイズ設計にも対応しています。

さらに、オンラインでの工場見学も可能ですので、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

同社のホームページはこちらhttps://www.kingtautech.com/

最後に、日本の読者の皆様向けに、KingTau様の本拠地である中国・広州について簡単にご紹介いたします。

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ご紹介したい企業シリーズ , 海外情報
ご紹介したい企業様④: GuangZhou King Tau Machinery & Electronics Equipment co., Ltd.(広州金陶機械電子設備有限公司)

皆さま、こんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

本日は、ご紹介したい企業様シリーズの第4弾として、広州金陶機械電子設備有限公司(Guangzhou KingTau Machinery & Electronics Equipment Co., Ltd.)をご紹介いたします。

KingTau様は、中国広州市増城区新塘に拠点を構え、工業用デジタル印刷機器の研究開発、生産、販売を専門とするメーカーです。2012年に設立され、資本金は1500万元(約3億円)です。最先端の生産設備と試験機器を有し、年間売上高は数億元に達しています。工場面積は2万平方メートル、従業員数は180名以上で、研究開発に携わる技術者が30名在籍。そのうち20%が学士号を、3名が修士号を保持しています。

同社は多角的な発展を遂げており、研究開発チームを中核に、セラミックス、ガラス、プレート、包装、広告といった各専門部門を設置しています。また、最先端の研究開発機器や生産設備を導入し、技術開発能力を活かして国家実用新案特許59件、商標権41件、ソフトウェア著作権7件、発明特許5件、意匠登録9件、海外発明特許1件を取得しています。2020年には、高い製品品質と知的財産管理が評価され、広州市内の高品質企業として表彰されました。

日本国内においても、セラミックやガラス、木材床材、金属板への印刷分野で同社製デジタル印刷機が導入されています。パッケージング業界では、大手パッケージ製造会社様が水性デジタル印刷機の導入を検討中とのことです。KingTau社の「Tモデル」は、UVデジタル印刷により薄紙から厚紙まで幅広く対応可能で、お客様のニーズに応じたカスタマイズ設計にも対応しています。

さらに、オンラインでの工場見学も可能ですので、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

同社のホームページはこちらhttps://www.kingtautech.com/

最後に、日本の読者の皆様向けに、KingTau様の本拠地である中国・広州について簡単にご紹介いたします。

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打ち抜き工程における打抜刃の種類と特徴

皆さまこんにちは。MH Packagingの北村です。

今回は打ち抜き工程(トムソン)の、打抜刃についてお話しさせていただきます。

打抜刃は、刃先形状、高さ、厚み、角度、ボディ硬度、刃先硬度などがそれぞれ異なっており紙質やロット数によって使用する種類が選択されます。

両刃: 刃厚のセンター上に刃先が位置している一般的に使われる切刃

一般にコート白ボール板紙では刃の厚み0.7mm、刃先角度43°(メーカーによっては 42°もある)のものが使用されています。

刃先部硬度では先端より0.3mmだけ高周波熱処理することによって硬度をアップさせ、厚み0.7mm、ボディ硬度50°、刃先硬度72°のものが紙器ではよく使用されます。 大ロットでは厚み0.7mm、ボディ硬度60°、刃先硬度80°の耐久性を重視した刃が 使用されることもあります。

片切刃: 刃先先端部が刃厚のセンターからはずれた位置にある切刃

厚紙などは両刃抜きの場合、切口断面が刃先角度に影響され、打抜き表面の寸法が裏面の寸法より減少する場合があります。このような場合等に片切刃が使用されることがあります。

2段刃・3段刃: 刃先先端は刃厚のセンターにありますが、両刃と異なる点はシノギ部分が長く、打ち抜かれる材質との摩擦係数が小さいので、厚みのある板紙や硬い板紙に使用されることがあります。

日々の作業の参考にしてみてください。

切り刃イメージ図

 

 

技術情報
打ち抜き工程における打抜刃の種類と特徴

皆さまこんにちは。MH Packagingの北村です。

今回は打ち抜き工程(トムソン)の、打抜刃についてお話しさせていただきます。

打抜刃は、刃先形状、高さ、厚み、角度、ボディ硬度、刃先硬度などがそれぞれ異なっており紙質やロット数によって使用する種類が選択されます。

両刃: 刃厚のセンター上に刃先が位置している一般的に使われる切刃

一般にコート白ボール板紙では刃の厚み0.7mm、刃先角度43°(メーカーによっては 42°もある)のものが使用されています。

刃先部硬度では先端より0.3mmだけ高周波熱処理することによって硬度をアップさせ、厚み0.7mm、ボディ硬度50°、刃先硬度72°のものが紙器ではよく使用されます。 大ロットでは厚み0.7mm、ボディ硬度60°、刃先硬度80°の耐久性を重視した刃が 使用されることもあります。

片切刃: 刃先先端部が刃厚のセンターからはずれた位置にある切刃

厚紙などは両刃抜きの場合、切口断面が刃先角度に影響され、打抜き表面の寸法が裏面の寸法より減少する場合があります。このような場合等に片切刃が使用されることがあります。

2段刃・3段刃: 刃先先端は刃厚のセンターにありますが、両刃と異なる点はシノギ部分が長く、打ち抜かれる材質との摩擦係数が小さいので、厚みのある板紙や硬い板紙に使用されることがあります。

日々の作業の参考にしてみてください。

切り刃イメージ図

 

 

マレーシアで気づいた世界の広さ

皆さま、こんにちは。MH Packaging Incの吉岡です。

弊社はマレーシアに拠点を置いておりますが、これまであまりマレーシアについてお話しする機会がありませんでした。そこで今回は、マレーシアでの日常や最近の出来事について、ざっくばらんにお話ししたいと思います。

マレーシアに関する書籍はいくつか出版されていますが、それらにはあまり触れられていない話題を中心に、私自身の経験を振り返りながらお届けします。

先日、弊社オフィスの入っているビル内にスカッシュコートがあることを知り、スカッシュをしようと出かけました。その道中、スーダン出身の少女2人が声をかけてきました。「一緒にやらせて」と。

3人でラリーを楽しみながら話をしていたところ、彼女たちから「どこの国の人?」と聞かれました。「日本だよ」と答えたのですが、彼女たちは驚いたことに「どこ?知らない国」と返してきたのです。

日本を知らない人がいるという発想がなかった私は、発音が悪かったのかと思い、念のため「Japanだよ」と繰り返しましたが、やはり「知らない」という反応。

衝撃を受けました。

少しムキになりながら、「あの辺りでたくさん走っているトヨタやホンダの車を作った国だよ」と説明しても、伝わりません。それでも会話を続けていくうちに、彼女たちは難民としてマレーシアに来たことが分かりました。

調べてみると、弊社オフィスの周辺にはアフリカ系やアラブ系の方々が多く住んでおり、中でもスーダンやシリアからの難民が多い地域であることを知りました。

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海外情報
マレーシアで気づいた世界の広さ

皆さま、こんにちは。MH Packaging Incの吉岡です。

弊社はマレーシアに拠点を置いておりますが、これまであまりマレーシアについてお話しする機会がありませんでした。そこで今回は、マレーシアでの日常や最近の出来事について、ざっくばらんにお話ししたいと思います。

マレーシアに関する書籍はいくつか出版されていますが、それらにはあまり触れられていない話題を中心に、私自身の経験を振り返りながらお届けします。

先日、弊社オフィスの入っているビル内にスカッシュコートがあることを知り、スカッシュをしようと出かけました。その道中、スーダン出身の少女2人が声をかけてきました。「一緒にやらせて」と。

3人でラリーを楽しみながら話をしていたところ、彼女たちから「どこの国の人?」と聞かれました。「日本だよ」と答えたのですが、彼女たちは驚いたことに「どこ?知らない国」と返してきたのです。

日本を知らない人がいるという発想がなかった私は、発音が悪かったのかと思い、念のため「Japanだよ」と繰り返しましたが、やはり「知らない」という反応。

衝撃を受けました。

少しムキになりながら、「あの辺りでたくさん走っているトヨタやホンダの車を作った国だよ」と説明しても、伝わりません。それでも会話を続けていくうちに、彼女たちは難民としてマレーシアに来たことが分かりました。

調べてみると、弊社オフィスの周辺にはアフリカ系やアラブ系の方々が多く住んでおり、中でもスーダンやシリアからの難民が多い地域であることを知りました。

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