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はじめに

オフセット印刷は精度の高い印刷方式ですが、条件や環境が整わないとトラブルが発生します。本記事では、よくあるトラブル事例と防止策とトラブルへの考え方を紹介します。

擦れ(スミ抜け)

原因:紙と紙がこすれ、インキが削れる

防止策:乾燥時間の確保、パウダーの適正使用

裏移り

原因:乾燥不足により、印刷面が次の紙に転写、印刷時の乳化率(過乳化)

防止策:紙質やインキの見直し、乾燥工程の改善、湿し水の管理の見直し

見当ズレ

原因:版や紙送りのズレ、爪の圧力、爪台の摩耗

防止策:機械調整と定期点検の徹底

色ムラ

原因:インキ供給や湿し水の不均一

防止策:ローラーのニップ圧調整、湿し水の管理の見直し、印刷機のメンテナンス

トラブルの考え方

印刷は印刷物を加工するうえで重要なプロセスです。

順調に進んでいれば何の問題もありません。

しかし一つトラブルが発生してしまうと頭を悩ませてしまいます。

印刷機が古いから、紙が悪いから、環境が悪いから、絵柄が悪いからとできない理由を並べてあきらめていませんか?

改善の糸口はどこかにあるはずです。

問題を切り分けて考えるための方法として、印刷の7つ道具を参考にしてみて下さい。

印刷を考える=印刷の7つ道具

1.紙 2.インキ 3.版 4.ブランケット 5.水(湿し水) 6.機械 7.環境

まとめ

トラブルは事前準備と点検で大半を防げます。小さな異変にも早めに対応しましょう。

→ 第8回:印刷コストを抑える賢い方法

第6回:印刷工程の流れ

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