はじめに
オフセット印刷は、データ入稿から加工まで多くの工程を経て完成します。本記事では、その全体の流れを初心者にも分かりやすく紹介します。
- データ入稿
印刷所のテンプレートや入稿規定に従ってデータを作成します。フォントのアウトライン化や画像の解像度チェックは必須です。
- 製版(CTP)
デジタルデータをもとに印刷版を作成します(第2回参照)。
- 印刷
インキと水のバランスを調整しながら、版からブランケットを経由して紙に印刷します。
- 加工
PP加工、箔押し、断裁、など、印刷後の加工を行います。
- パッケージ
箱などのパッケージの場合は、抜き加工と貼り加工を行い完成です。
- 製本
冊子や本の場合は、綴じ加工(無線綴じ、中綴じなど)を行い完成です。
まとめ
印刷の各工程を理解することで、制作スケジュールやコストを正しく見積もることができます。