後刷りインキ濁り

皆さまこんにちは。MH Packagingの北村です。

本日は、多くの方が一度は直面したことがあるであろう「インキの逆トラッピングの1種、後刷りインキ濁り」についてお話させていただきます。

・逆トラッピングの一種の後刷りインキ濁り: 後刷りで印刷されるインキが、先刷りインキによって濁る現象を指します。これはウェットトラッピングにおいて、インキのタックや盛り量に起因する問題です。逆トラッピングやトラッピング不良は、主にウェットトラッピングにおいて発生し、後刷りされるインキの転移が不十分になる現象です。

・インキのタックについて: 通常、プロセスインキは印刷順に応じてタックが調整されており、適切なタックバランスが必要です。しかし、助剤の過剰な使用や過乳化によりタックが低下すると、このバランスが崩れ、後刷りで先刷りインキ取られが発生することがあります。

・補足:特色インキを作成する場合、主となるインキに影響を受けやすいことに注意が必要です。

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