MH Packaging Inc.

ブログ

WEPACK2024 オンラインプライベートツアー開催のお知らせ

WEPACK ASEAN 2024

プライベートオンラインツアー開催のご案内

この度2024年11月14日から16日の日程でWEPACK ASEAN 2024がマレーシアにて開催されます。弊社では開催期間中の15日、16日の2日間、数社様限定でプライベートオンラインツアーを開催いたします。

WEPACK ASEANとは

東南アジアの包装・印刷市場の交流の場であり、効率的で新しい貿易プラットフォームです。

WEPACK ASEANは、Corrugated ASEAN、FoldingCarton ASEAN、DPrint ASEAN、Paper ASEAN、FlexPack ASEAN、Food Pack & Tech ASEAN、PACKCON ASEAN の7つの展示会で構成されます。

WEPACK ASEAN は、アジアの”包装・印刷産業全体にまたがる”をコンセプトとし、原材料から加工、完成包装、端末市場に焦点を当てて、業界の上流と下流をつなぐ展示会です。

出展対象品目
段ボール製造設備, 段ボール加工および付帯設備, コンベヤーシステムおよびマテハンシステム, 段ボール原紙, 板紙/加工消耗品, ソフトウェア/オートメーション, 段ボール加工サービス, 工場設備機器, ハニカム/パルプ成形設備, 段ボール試験機

公式ウェブサイト  https://www.wepackasean-expo.com/

続きを読む

ご紹介したい企業様③: 株式会社メタルクリエイション

皆さまこんにちは。MH Packaging Inc. 吉岡です。

今回は、ご紹介したい企業様シリーズの第3弾として、株式会社メタルクリエイション様をご紹介させていただきます。

本記事は、海外の読者の皆さまにも向けて発信しております。そのため、日本国内の読者の方にはすでにご存知の情報も含まれているかもしれませんが、どうかご容赦ください。

私が仕事を進める上で常に心がけていることの一つは、日本の優れた技術や文化を世界に発信することです。そして同時に、東南アジアをはじめとする海外の情報を日本のお客様にも知っていただくことを使命と考えています。本日訪問した株式会社メタルクリエイション様を通じて、改めて日本にはこれほどまでに高い技術力と丁寧な仕事を行う企業が存在することを実感しました。日本のものづくりの素晴らしさを、ぜひ世界の皆さまにも知っていただきたいという思いで、この文章を書かせていただいております。

同社は大阪府東大阪市に工場を構え、紙器や紙工機械の設計から製造までを手掛けておられます。東大阪市は、日本を代表する製造業の町として知られており、生活に密着した技術から世界最先端の技術まで、多種多様な企業が集まっています。製造業の事業所数では、日本国内で5番目の規模を誇り、その密度においては、大阪市を大きく上回り、国内でも随一です。このような背景から、東大阪市は「東大阪市中小企業振興条例」を定め、市をあげて企業の発展を支援しています。

続きを読む

Fintech – インドネシア

皆さま、こんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

2週間前にインドネシアの投資環境についてお話しさせていただきましたが、先週、ジャカルタに出張する機会がありましたので、その際の様子をご報告させていただきます。ジャカルタの投資環境に関する最新の情報として、ぜひご参考いただければ幸いです。

今回の出張では、私がかつて駐在していたSudirman駅周辺に宿を取り、少し散策をしてみました。その際、Sudirman駅近くで暗号資産プラットフォーム「Ajaib Kripto」の大々的な広告を目にしました。インドネシアでは、2021年時点で15歳以上の銀行口座保有率が52%にとどまっている状況ですので、この暗号資産プラットフォームの積極的なプロモーションに少し驚きを覚えました。しかし、私は新しいことに興味を持つ性格でもありますので、「Ajaib」について詳しく調べてみました。

近年、インドネシアでは、デジタルに精通し、貯蓄の収益を最大化したいと考える中流階級の消費者の増加に伴い、オンライン投資が急速に成長しています。その中でも、米国のRobinhoodにしばしば例えられる新興企業Ajaibの躍進は、東南アジア最大の経済大国におけるオンライン投資ブームを象徴しています。

Ajaibは設立からわずか3年でユニコーン企業となり、東南アジア初の投資アプリとして評価額が10億ドルに達したインドネシア企業としては7社目となりました。これに続く他のインドネシアのユニコーン企業には、Gojek、Tokopedia、Bukalapak、Traveloka、OVO、Xenditが名を連ねています。

続きを読む

横長サイズの紙による左右の刷色不安定について

皆さまこんにちは。MH Packagingの北村です。

本日は、横長サイズの紙を印刷する際の左右の刷色不安定についてお話をさせていただきます。

幅方向に大きい用紙を印刷する場合、特にダンプニングローラー(調量ローラー)の調整が重要となります。

注意点

  1. 印刷物は機械の中心を基準に、用紙幅や絵柄が左右に広がります。そのため、印刷結果(刷り色)に問題がない場合は、スキュー機構の設定値は「0」のままで問題ありません。まず、版面のくわえ側(ギャップ)の中央と左右でインキの付き具合(汚れ方)を確認してください。※中央と左右でインキの付き具合が同等(細い一本線)であることが理想です。
  2. 用紙幅や絵柄が大きく、中央部の水上がりがうまくコントロールできない場合は、スキュー機構を調整してください。そして、ジョブ終了後はできるだけ設定値を「0」に戻すことを推奨します。ローラーを常にひねった状態で使用し続けると、ローラーの寿命が短くなり、印刷トラブルの原因となる可能性があります。

インドネシアの投資環境

皆さまこんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

先日、私がかつてインドネシアで勤務していた経験について触れましたが、今回はその続きとして、海外情報カテゴリの「インドネシアの投資環境」に焦点を当ててお話ししたいと思います。

私は、コロナ禍の真っ只中にインドネシアの日系機械メーカーで営業マネージャーとして勤務しておりました。インドネシアは、総人口が2億7千万人を超え、平均年齢は29歳と若く、65歳以上の人口比率は約7%です(参考までに日本は約30%)。こうした活力に満ちた市場であることから、有望な進出先の一つとして候補にあがることが多いです。

インドネシア市場が有望視される理由として、「今後の成長性」、「現状の市場規模」、および「安価な労働力」などが挙げられます。しかし一方で、課題として指摘されるのは「法制度の運用が不透明」である点です。具体的には、文書内に曖昧な表現が多く、役所の担当者によって解釈が異なることが頻繁に発生します。また、外資系企業を対象とした恣意的な運用と思われるケースも少なくなく、役所への対応に多大な労力を要し、これが経営に無視できない負担となっています。さらに、政令を中心とした法改正が頻繁に行われることも、外資系企業が抱える大きな課題の一つとされています。

続いて、「他社との厳しい競争」も課題の一つとして挙げられます、インドネシアへの外資系企業(特に日系)の進出は1960年代に始まり、大手企業の進出は既に一巡している状況です。加えて、業種によっては、地元の財閥系企業を中心としたローカル企業が力をつけており、これが市場競争の激化に繋がっていると考えられます。

続きを読む

ご紹介したい企業様②: Shanghai Yoco Printing Machinery Co., Ltd.

皆さま、こんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

本日は、「ご紹介したい企業シリーズ」の第2回をお届けいたします。

「マシナリー」というと、つい欧米諸国の最先端技術に注目しがちですが、今回は中国の後加工機メーカーをご紹介いたします。

まず、中国経済の最新動向について触れたいと思います。国際通貨基金(IMF)は今年5月、2024年の中国の実質GDP成長率を前年比5.0%、2025年は同4.5%と予測しています。コロナ禍以前の年6~7%の成長ペースと比べれば鈍化していますが、中国経済の勢いが衰えているわけではありません。世界のGDPランキングでは、依然としてアメリカに次ぐ2位を維持しており、名目GDPに占める中国の比率は2021年時点で18.4%と、アメリカの24.2%に5.8%ポイント差まで接近しています。

中国経済には不安要素も指摘されますが、意外と知られていないのが、中国が国際的に高い競争力を維持している要因の一つとして、製造業のGDP比率が非常に高い点です。実に40%を占めており、これが中国の強みの一つとなっています。

そんな中国の後加工機メーカー、Shanghai Yoco Printing Machinery Co., Ltd.をご紹介いたします。以下に、同社の概要を日本語に訳した内容を記載いたします。

続きを読む

刷色合わせのコツ①インキ呼び出し回数

皆さまこんにちは。MH Packaging の北村です。

印刷現場において、刷色の安定化は多くの方が抱える課題ではないでしょうか。そこで本日は、今回は刷色の安定化のコツのひとつ「インキ呼び出し回数設定」についてお話ししたいと思います。

インキ呼び出し回数は通常「1:3」

一般的に、インキ呼び出し回数は「1:3」に設定されています。これは、3枚の印刷ごと(版胴が3回転するごとに)インキ呼び出しローラーがインキ元ローラーからインキを取り出すという意味です。

たとえば、試刷り作業でインキスライダー(盛り量)を調整しながら、30枚の用紙を数回印刷する場合、30枚の印刷中にインキが元ローラーから呼び出される回数はおよそ10回です。

呼び出されたインキが十数本のローラーを経由し、版面に到達するまで(=「自分がスライダーを調整した結果」が反映され始めるまで)には一定の時間がかかります。具体的には、インキスライダーの調整結果が実際に反映され始めるまでには、約100枚の印刷が必要だと言われています。

これをイメージすると、刷色の安定には最低でも100枚以上の印刷が必要だと考えられます。

特に、極小の絵柄においては、インキ量のコントロール、すなわち刷色の安定を図るのはインキスライダーだけでは難しい場合があります。これは「インキ調整幅」が狭いため、濃度調整や安定化がより困難になるためです。

続きを読む

ご紹介したい企業様①:マンローランドジャパン

皆さま、こんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

本日は、日頃より多大なるご支援をいただいております戦略的ビジネスパートナー、マンローランドジャパン株式会社様をご紹介させていただきます。

弊社のエンジニアリングディレクターである北村が、20年以上にわたり愛用し続けてきた名機であるマンローランドのオフセット印刷機。もちろん、彼がこのような名機と出会い、自身のキャリアを築けたのは、所属していた企業様のお力添えがあってこそだと思います。

マンローランドの印刷機は、パッケージ製造に注力されている企業様はもちろん、薄紙をメインとするお客様にも長年愛され続けています。近年、多くの機械性能が向上し、それに伴い電気・電子制御も複雑化する一方で、これらに付随する機械的「エラー」や「印刷不具合」といった事象、この機械的「エラー」によって印刷資材や機材に制限が課せられ、思うような「印刷物=成果物」が作れないということが増えているように感じます。しかし、マンローランドは長年培った知識、高い技術を有しており、この卓越した印刷機であれば資材や機材に制限を課せず、選択において幅広い柔軟性を提供し適切な選択により「エラー」や「印刷不具合」を減らすことが可能です。

続きを読む

後刷りインキ濁り

皆さまこんにちは。MH Packagingの北村です。

本日は、多くの方が一度は直面したことがあるであろう「インキの逆トラッピングの1種、後刷りインキ濁り」についてお話させていただきます。

・逆トラッピングの一種の後刷りインキ濁り: 後刷りで印刷されるインキが、先刷りインキによって濁る現象を指します。これはウェットトラッピングにおいて、インキのタックや盛り量に起因する問題です。逆トラッピングやトラッピング不良は、主にウェットトラッピングにおいて発生し、後刷りされるインキの転移が不十分になる現象です。

・インキのタックについて: 通常、プロセスインキは印刷順に応じてタックが調整されており、適切なタックバランスが必要です。しかし、助剤の過剰な使用や過乳化によりタックが低下すると、このバランスが崩れ、後刷りで先刷りインキ取られが発生することがあります。

・補足:特色インキを作成する場合、主となるインキに影響を受けやすいことに注意が必要です。

続きを読む

Wepack ASEAN 2024

皆さまこんにちは。MH Packaging Inc.の吉岡です。

本日は展示会に関するご案内です。2024年11月14日から16日の3日間、マレーシア・クアラルンプール(会場: Malaysia International Trade & Exhibition Center)にて「Wepack ASEAN 2024」が開催されます。この展示会は毎年開催されており、昨年は約200社が出展し、約4,000名の来場者がありました。特に紙器パッケージ業界の関係者が多数ご来場いただいたようです。昨年の展示会レポートもご用意しておりますので、ご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。

参考のため、公式ホームページおよびJETROのホームページのリンクを以下に掲載いたしますので、ぜひご覧ください。

Wepack ASEAN2024 : https://www.wepackasean-expo.com/en-gb.html

JETRO: https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/133347